陸上自衛隊による米軍基地における警護訓練の実施について
南関東防衛局及び陸上自衛隊から、次のとおり警護訓練の実施について情報 提供がありましたので、お知らせします。
1 主 旨
自衛隊法第81条の2( 裏面参照) の規定に基づく警護出動が下令された際 に、在日米軍施設及び区域( 以下「米軍基地」という。) において効果的な警 護が実施できるよう、米軍基地を使用して、警護に係る訓練を実施し、平素 からの即応態勢を整えるもの
2 位置付け
米軍基地における米軍との共同訓練を含む陸上自衛隊の訓練
3 概 要
・ 日 程 平成28年9月12日( 月) から14日( 水) まで
・ 場 所 キャンプ座間及び相模総合補給廠 ( 補給廠は、9月12日及び13日)
・ 人員等 陸上自衛隊第4施設群 約60名が参加
・ 平成16年度からおおむね1年に1回程度実施( 前回は、平成27年9月 9日( 水) から10日( 木) までキャンプ座間で実施)
4 実施内容
・ 警護訓練( 米軍基地内の巡察・車両点検及び不測事態対処等) を実施
・ 使用する装備は、個人が装備する火器及び各種車両( 小型車・トラック約 15両)
・ 実弾、空包及び火工品は使用しない。
※ 市では、今回の訓練を実施するに当たり、基地周辺の住民の方々に影響や 不安を与えることがないよう、南関東防衛局及び陸上自衛隊に対し、十分な 配慮を求めました。
平成28年9月6日 相 模 原 市 発 表 資 料
問合せ先 渉外課 042- 769- 8207
<参考>
自衛隊法 (抜粋)
( 自 衛 隊 の 施 設 等 の 警 護 出 動 )
第 八 十 一 条 の 二 内 閣 総 理 大 臣 は 、 本 邦 内 に あ る 次 に 掲 げ る 施 設 又 は 施 設 及 び 区 域 に お い て 、 政 治 上 そ の 他 の 主 義 主 張 に 基 づ き 、 国 家 若 し く は 他 人 に こ れ を 強 要 し 、 又 は 社 会 に 不 安 若 し く は 恐 怖 を 与 え る 目 的 で 多 数 の 人 を 殺 傷 し 、 又 は 重 要 な 施 設 そ の 他 の 物 を 破 壊 す る 行 為 が 行 わ れ る お そ れ が あ り 、 か つ 、 そ の 被 害 を 防 止 す る た め 特 別 の 必 要 が あ る と 認 め る 場 合 に は 、 当 該 施 設 又 は 施 設 及 び 区 域 の 警 護 の た め 部 隊 等 の 出 動 を 命 ず る こ と が で き る 。
一 自 衛 隊 の 施 設
二 日 本 国 と ア メ リ カ 合 衆 国 と の 間 の 相 互 協 力 及 び 安 全 保 障 条 約 第 六 条 に 基 づ く 施 設 及 び 区 域 並 び に 日 本 国 に お け る 合 衆 国 軍 隊 の 地 位 に 関 す る 協 定 第 二 条 第 一 項 の 施 設 及 び 区 域 ( 同 協 定 第 二 十 五 条 の 合 同 委 員 会 に お い て 自 衛 隊 の 部 隊 等 が 警 護 を 行 う こ と と さ れ た も の に 限 る 。)
2 内 閣 総 理 大 臣 は 、 前 項 の 規 定 に よ り 部 隊 等 の 出 動 を 命 ず る 場 合 に は 、 あ ら か じ め 、 関 係 都 道 府 県 知 事 の 意 見 を 聴 く と と も に 、 防 衛 大 臣 と 国 家 公 安 委 員 会 と の 間 で 協 議 を さ せ た 上 で 、 警 護 を 行 う べ き 施 設 又 は 施 設 及 び 区 域 並 び に 期 間 を 指 定 し な け れ ば な ら な い 。
3 内 閣 総 理 大 臣 は 、 前 項 の 期 間 内 で あ つ て も 、 部 隊 等 の 出 動 の 必 要 が な く な つ た と 認 め る 場 合 に は 、 速 や か に 、 部 隊 等 の 撤 収 を 命 じ な け れ ば な ら な い 。